ChatGPTを「補助金担当」にしています。民泊運営でAIを活用する理由

民泊を始めてから思ったことがあります。

補助金って、「申請すること」よりも「見つけること」の方が大変です。

国や北海道、市町村など、それぞれが補助金を出しています。

しかも、「民泊向け補助金」という名前ではなく、「宿泊事業者向け」「DX推進」「省エネ設備導入」「インバウンド対応」など、さまざまな名前で募集されることがほとんどです。

「何か使える補助金はないかな」と思ってホームページを見始めても、気付けば30分、1時間と時間が過ぎてしまいます。

民泊を運営していると、ゲスト対応、清掃手配、予約管理など、毎日やることがたくさんあります。

だから私は、補助金探しをAIに任せています。

AIは「検索」ではなく「情報収集」が得意

ChatGPTというと、「質問すると答えてくれるもの」というイメージがあるかもしれません。

私も最初はそう思っていました。

でも実際に使っていて便利だと感じたのは情報収集を任せられることでした。

私はChatGPTに、

「北海道で民泊や宿泊施設が利用できる補助金について、新しい募集や制度変更があったら知らせてください。」

という形でお願いしています。

以前は自分で自治体や国のホームページを巡回していましたが、今はAIが最新情報を見つけて教えてくれるので、「何か始まっていないかな」と毎週検索する時間がほとんどなくなりました。

補助金は「民泊」で探すと意外と見つからない

実際に調べてみると、「民泊」という言葉が付いた補助金は多くありません。

対象になっていても、

  • 宿泊事業者
  • 観光事業者
  • 中小企業
  • 地域事業者

と書かれていることがほとんどです。

そのため、「民泊補助金」というキーワードだけで探していると、対象になる制度を見逃してしまうことがあります。

AIには「住宅宿泊事業」「宿泊施設」「観光事業」なども含めて幅広く探してもらうようにしています。

AIにお願いしていること

補助金を見つけてもらうだけではありません。

例えば、こんな内容も一緒に整理してもらっています。

  • 募集期間
  • 補助率
  • 補助上限額
  • 対象設備
  • 対象となる事業者
  • 個人事業主でも利用できるのか
  • 住宅宿泊事業(民泊新法)でも対象になるのか
  • 公式サイト

公募要領は数十ページあることも珍しくありません。

最初から全部読むのではなく、まずAIに要点を整理してもらうだけでも、かなり時間を短縮できます。

AIの情報を、そのまま信じることはしません

便利だからといって、AIの回答だけで申請することはありません。

実際に私も最近、北海道の補助金について調べた際に、

「洗濯機や乾燥機、エアコンは対象になりそうだけど、2階にトイレを新設する工事も対象になるのだろうか。」

「住宅宿泊管理業の法人でも利用できるのだろうか。」

と疑問に思う点がありました。

資料だけでは判断できなかったため、担当窓口へ問い合わせることにしました。

AIは情報を集めたり整理したりするのは得意です。

一方で、制度の最終的な判断ができるのは、補助金の担当窓口だけです。

私は、

AIが探す。AIが整理する。人が確認する。

この流れが一番効率的だと思っています。

補助金だけではありません

今では補助金探し以外にも、AIを日々の業務で活用しています。

例えば、競合施設の宿泊料金の調査、世界各国の祝日や大型連休の確認、ゲストレビューの分析、宿泊施設の設備比較などです。

民泊の間取り図を作るときにもAIを使っています。図面に家具の配置を書き込み、AIで宿泊者向けの見やすい間取り図に整える方法は、こちらの記事で紹介しています。

▶AIで民泊の間取り図を作る方法

こうした情報収集や制作作業をAIに任せることで、その分、ゲスト対応やオーナーとの打ち合わせなど、人にしかできない仕事に時間を使えるようになりました。

AIは「仕事を奪うもの」ではなく、「時間をつくるもの」

AIについて、「全部AIに任せる時代ですね」と言われることがあります。

でも、私はそうは思っていません。

ゲストへの対応や、オーナーとの相談、現地での確認など、人だからこそできる仕事はたくさんあります。

一方で、「調べる」「探す」「比較する」「整理する」といった作業は、AIがとても得意です。

だから私は、AIをスタッフの代わりではなく、「補助金担当」や「リサーチ担当」のような存在として活用しています。

民泊運営は、本当にやることが多い仕事です。

だからこそ、人がやるべき仕事とAIに任せられる仕事を分けることが、これからの民泊運営では大きな武器になると感じています。


私が実際にAIへお願いしている内容

最後に、私が実際に使っている依頼内容を紹介します。

北海道で、民泊・住宅宿泊事業・宿泊施設向けに利用できる補助金や助成金、支援制度を継続的に確認してください。

新しい募集や制度変更があれば通知してください。

通知する際は、制度名、対象者、補助率、補助上限額、対象経費、申請期限、公式サイトをまとめてください。

また、住宅宿泊事業(民泊新法)の個人事業主・法人が対象になるかどうか、不明な点があれば確認すべき項目も整理してください。

AIが集めた情報をもとに、最後は自分で公式サイトや担当窓口へ確認する。この流れを作るだけでも、情報収集にかかる時間は大きく変わりました。

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