北海道(札幌・恵庭)で民泊用の一軒家を内見するとき、私が確認していること

先日、北海道で民泊向けの一軒家を内見してきました。

民泊を始める前は、リビングの広さや間取りばかり見ていました。

でも実際に運営を始めると、物件を見るポイントはかなり変わりました。

特に北海道は雪があるので、本州とは違う視点で確認していることがあります。

今回は、私が一軒家を内見するときに見ているポイントをご紹介します。


雪捨て場はあるか

北海道では、まずここを見ます。

雪を寄せる場所がなければ、駐車場はどんどん狭くなります。

排雪を業者へ依頼することもできますが、シーズン中は何万円もかかることがあります。

私は内見すると、「この雪はどこへ寄せるんだろう」と考えながら敷地を歩いています。

※除雪業者は、「地域名+除雪」で検索し、複数社へ電話して条件を確認しています。
私がお願いしているのは、3か月のシーズン契約で月3万円です。

「積雪何cm以上で出動するのか」「何時までに作業するのか」「玄関前や駐車場のどこまで除雪してくれるのか」は、業者によって違います。

民泊では、ゲストがチェックインする時間までに車を停められる状態になっている必要があります。安さだけで決めず、出動条件と作業時間まで確認して相見積もりを取るようにしています。


除雪が入る道路か

前面道路も重要です。

公道なのか、私道なのか。

除雪は誰が行うのか。

冬でもゲストが安心して来られる環境なのかを確認します。


駐車場の広さ

「2台駐車可能」と書かれていても、それだけでは判断できません。

家族やグループで宿泊するゲストは、デリカやアルファードなど大きな車で来ることも多いです。

車庫がある場合は、高さも確認しています。


契約アンペアと分電盤

民泊では、ストーブ・電子レンジ・ケトル・ドライヤーなどを同時に使うことがあります。

契約アンペアが小さいとブレーカーが落ちる原因になります。

また、将来的にエアコンを増設する予定がある場合は、分電盤に空き回路があるかも確認しておくと安心です。


冬の間、空き家だったか

北海道では、長期間空き家だった物件は少し気になります。

以前、リフォーム業者さんから、

「キッチンの水道と給湯器、ダメになっていますね……。」

と連絡をいただいたことがありました。

冬季の凍結が原因でした。

相続などで冬の間空き家だった物件は、水抜きが適切にされていたか確認しておくと安心です。


雨染みはないか

壁や天井、窓枠、押入れの中なども確認します。

小さな雨染みでも、後から雨漏りにつながることがあります。

私は内見で全部見たつもりでも、購入後に雨染みに気付いたことがありました。

押入れの奥や窓枠などは見落としやすいので、時間をかけて確認するようにしています。

↓ よーく見たら雨染み発見……。とか。


写真はできるだけ撮る

内見では、できるだけ多く写真を撮ります。

気になる場所だけではなく、「問題なさそう」と思った場所も撮っています。

家に帰って落ち着いて見返すと、現地では気付かなかったことが見えてくることがあります。

写真は記録として残るだけではありません。

価格交渉をするときの材料になることもあります。


内見だけでは分からないこともある

中古住宅は、どれだけ丁寧に見ても、購入後やリフォーム中に初めて見つかる傷みがあります。

実際に、窓枠を解体した際に、

「これ、シロアリなのか、木が腐っているのか……」

と業者さんに言われたことがありました。

これは解体して初めて分かったことで、内見では気付けませんでした。

だから私は、「全部見抜こう」とは考えていません。

見える範囲をしっかり確認し、それでも想定外の修繕が出ることを前提に資金計画を立てるようにしています。

↓ 悲しい写真……。ぽろぽろと 崩れる木部や シロアリか👴


まとめ

民泊向けの一軒家というと、間取りやデザインに目が行きがちです。

でも実際に運営していると、

  • 雪はどこへ寄せるのか
  • 冬でもゲストは安心して来られるか
  • 大きな車は停められるか
  • ブレーカーは大丈夫か
  • 雨漏りの兆候はないか

そんなことばかり考えるようになりました。

もちろん、すべてが完璧な物件はほとんどありません。

私も物件を見るたびに、「ここは良いけど、ここは少し気になるな」と悩みます。

だからこそ、「ここだけは譲れない」というポイントを決めて内見すると、後悔は少なくなります。

物件選びも大切ですが、購入後の運営まで考えて内見すると、見るポイントは大きく変わります。

実際に管理を始めてから「現地に行かないと分からない」と感じたことは、こちらの記事でも紹介しています。

▶ 民泊管理は現地に行かないとわからない。清掃・備品・周辺施設を見てきました

また、物件が決まった後は、備品選びや配置もレビューに大きく影響します。

▶ 民泊の備品は「置いて終わり」ではない|売りになる設備と管理の話

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