
民泊の掲載ページでは、写真や説明文だけでは伝わらないことが往々にしてあります。
寝室は個室なのか。
ベッドはどの部屋に何台あるのか。
エアコンはどこにあるのか。
これらは間取り図をつくることによって問い合わせをぐっと減らせます。
今回は、私が民泊用の間取り図をAIで作ったときの手順をまとめます。
1. 元になる図面を用意する
最初に、元になる図面を用意します。
きれいな建築図面でなくても大丈夫です。
部屋の位置関係、ドア、窓、水回りの場所がわかるものを使います。
紙の図面でも、スマホで撮った画像でも使えます。
2. 図面に家具の配置を書き込む
元の図面に、手書きで家具の配置を書き込みます。
特徴のある家具がある場合は、色もつけておきます。
たとえば、深緑のソファ、木目の床、白いテーブルなどです。
AIは色を勝手に変えることがあるので、変えてほしくない部分は最初からわかりやすくしておきます。
3. ChatGPTで2Dの間取り図を作る
家具を書き込んだ図面をもとに、ChatGPTで2Dの間取り図を作ります。
この段階で完璧を目指す必要はありません。
あとで修正しやすい土台を作る感覚です。
指示文は、たとえばこのようにします。
「添付した図面をもとに、民泊掲載用の2D間取り図を作ってください。家具の配置、部屋の位置、ドア、窓、水回りの位置は変更しないでください。白背景で、AirbnbやBooking.comに載せても見やすい、シンプルで清潔感のある図面にしてください。」
4. 間違っている部分を修正する
AIで作った図面は、必ず確認します。
見る場所はここです。
- 部屋の数は合っているか
- 壁の位置は合っているか
- ドアの位置は合っているか
- ベッドの数は増えていないか
- 家具の向きは変わっていないか
- エアコンや家電が消えていないか
- 実際にはない家具が追加されていないか
配置がおかしい部分は、画像編集アプリなどで切り貼りしたり、線を足したりして直します(私はiPadのプロクリエイトつかいました)。
5. Geminiで3Dフロアプラン風に仕上げる
2D図面が整ったら、Geminiに読み込ませて3Dフロアプラン風に仕上げます。
私が使ったプロンプトはこちらです。
家具の配置・向き・サイズを変更しない。
家具・床・壁・建具・家電の色を変更しない。
新しい家具や装飾を追加しない。
真上から少し斜め、約10〜15°のアイソメトリック視点。
自然な陰影と柔らかいライティングを追加。
家具・床・壁にリアルな質感を付ける。
白背景。
不動産・Airbnbで使用されるプレミアムな3Dフロアプランの品質。
フォトリアルではなく、建築CG風の清潔感ある仕上がり。
デザイン変更は一切行わず、添付図面を忠実に立体化してください。
このプロンプトで意識したのは、「きれいにする」よりも「変更しない」と伝えることです。
AIは、よかれと思って家具を足したり、色を変えたりします。
民泊用の間取り図では、それが困ることがあります。
6. エアコンの風の流れを追加する
必要に応じて、エアコンの風の流れを示すイラストも追加します。
エアコン本体の位置だけでは、どの部屋まで風が届くのか伝わりにくいことがあります。
間仕切りを開けると隣の部屋にもエアコンの風が入りやすい場合は、風の流れを図に入れておくと親切です。
「この部屋にはエアコン本体はないけれど、間仕切りを開ければ空気が流れるんだな」と、ゲストが予約前にイメージしやすくなります。
下図が画像が作成した間取り図です。

7. 掲載前に最終確認する
完成した間取り図は、掲載前にもう一度確認します。
- 実際の間取りと違っていないか
- 家具や家電の数が合っているか
- エアコン、トイレ、浴室、洗濯機の位置が正しいか
- ゲストが誤解しそうな表現がないか
- OTAの写真一覧で見てもわかりやすいか
問題がなければ、OTAの掲載画像に追加します。
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