北海道で一軒家の民泊を始めたい。
最近はそんな相談をいただく機会が増えました。
実際に運営して思うのは、「景色がいい」「広い」といった理由だけでは選べないということです。
エアコンの増設、冬の暖房、除雪、凍結対策…。運営を始めてから初めて気付くことがたくさんありました。
運営が始まると、お客様には見えない部分で意外と苦労します。
今回は、私が実際に運営して初めて分かったことを書いてみます。
エアコンは「あとで付ければいい」と思わない方がいい

特に個室がある一棟貸しでは、各部屋で快適に眠れることが求められます。
エアコンの配置については、ゲストからよく質問される事項でもあります。
「この寝室まで冷気は届きますか」
「隣の部屋にもエアコンはありますか」
と聞かれることがあります。
こうした問い合わせを減らすには、間取り図でエアコンの位置と冷気の流れを案内する方法が効果的です。
▶ 写真だけでは伝わらない。民泊に3D間取り図を載せる5つのメリット
間仕切りを開ければ隣の部屋まで冷気が届くのであれば、間取り図にエアコンの位置と風の向きを入れておく。完全な個室で冷気が届かないのであれば、それも事前に分かるようにしておく。
写真だけでは、部屋同士のつながりやエアコンとの距離までは伝わりません。間取り図があると、ゲストも予約前に判断しやすくなります。
私もエアコンをあとから増設することになりました。
夏のハイシーズンに何件も電気屋さんへ電話をしましたが、
「今は工事がいっぱいです」
「電気工事からになるので対応できません」
「個人で購入したエアコンは設置できません」
と断られることが続きました。
ようやく工事してもらえた頃には、「もっと早く準備しておけばよかった」と思いました。
エアコンを購入する際は、冷房専用機も選択肢に入れていいと思います。
冬にエアコンで暖房を使われると、電気代が想定以上になることがあります。北海道の一軒家では、暖房は備え付けのストーブや暖房設備を使ってもらい、エアコンは夏の冷房用に分けた方が管理しやすいです(暖房付きの場合、冬季はコンセントを抜いてマスキングテープなどで固定し、リモコンは片付けておくとよいです)。
冷房専用機は、冷暖房機より価格を抑えられる商品もあります。
暖房はゲストのためだけではない
北海道の冬は、水道凍結が一番怖いトラブルの一つです。
私の物件では、ゲストが宿泊していない日でも暖房を弱めの設定でつけっぱなしにしています。
毎回水抜きをする運用は現実的ではありませんし、凍結してしまうと修理代だけでなく、予約にも影響します。
給湯器の配管にはサーモスタット付きの凍結防止ヒーターも巻いています。
一軒家は維持費まで考えて購入する
一軒家は広くて魅力があります。
その分、維持するための費用もかかります。
私が物件を見るときは、部屋の雰囲気よりも、
- エアコンは足りるか
- 暖房設備はどうなっているか
- 雨漏りの跡はないか
- 除雪しやすい駐車場か
- ブレーカー容量は十分か
そんなところを先に見ています。
運営が始まると、おしゃれな内装より、こうした部分が毎日の仕事に直結するからです。
実際に私が内見で確認しているポイントは、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 北海道で民泊用の一軒家を内見するとき、私が確認していること
まとめ
北海道で一軒家民泊を始めるなら、物件価格だけではなく、「運営してから毎月どんな費用が発生するのか」まで考えておくことをおすすめします。
私も今でも新しい物件を見るたびに、「ここは運営しやすい」「ここは後から苦労しそう」と考えながら内見しています。
実際に運営しているからこそ気付いたことは、これからもブログで発信していこうと思います。
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